楽してLinuC leve1取得できる方法ない?
じゃあ最少の努力で合格する方法を解説するね
「サーバー構築の経験を積みたい」「現場でLinuxを使っているので理解を深めたい」と考えている方へ。
LinuC Level 1の取得はそんな目標に到達するための最適なステップになります。
しかし、どこから手を付ければいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
この記事では、LinuC Level 1取得を目指す初心者の方に向けて、最少の努力で効率よく合格する方法を詳しく解説します。
LinuCとは
LinuC試験全体の概要
LinuCとは、クラウド時代のITエンジニアに求められるLinux構築から運用管理に必要なスキルを証明できる技術者認定です。
試験はレベル別に下記のような4つに分類されています。
LinuC レベル1:仮想化技術を含むLinuxシステムの基本操作とシステム管理ができる技術の証明 |
LinuC レベル2:仮想化技術を含む様々なサーバーの構築やトラブルシュートが行える技術の証明 |
LinuC レベル3:「OS混在環境」「セキュリティ」「仮想化/高可用性」の専門家のスキルを証明 |
LinuC システムアーキテクト:ITプロジェクトを成功に導く上級エンジニアの証明 |
LinuC level1試験の概要
レベル1に認定されるためには「101試験」と「102試験」の2つの試験に合格する必要があります。
試験を2つに分けてくれているおかげで1試験あたりの学習範囲が狭く、忙しい社会人でも合格しやすくなっています。
受験する順番はどちらからでも構いません。
- 受験費用:1試験あたり16,500円(税込)
- 実施方式:PCを使って問題に回答していく形式で、選択方式とキーボード入力問題の2種類
- 問題数:約60問
- 試験日:いつでも可能
- 試験時間:90分 ※非常にゆとりを持って問題を解けます。
- 会場:テストセンター or オンライン試験(自宅など)
- 学習期間目安:3ヶ月程度
申し込み方法
下記リンクから①EDUCO-IDと②ピアソンVUEアカウントを作成し受験予約を行うことができます。
①EDUCO-ID:受験結果の確認や試験を受けた際の分析レポートの確認を行うためのID
②ピアソンVUEアカウント:支払いと受験予約を行うために必要なアカウント
LinuC levl1を取得するメリット
未経験からLinux構築案件へ入る切符になる
昨今、未経験からIT企業に入ったもののITとは関係ない業務を行うことになったり「運用・監視」「テスター」業務などスキルの付かない現場に配属され収入がずっと上がらないということが大きな問題になっています。
そこで、資格を通して知識を証明することで、スキルの身に付く設計・構築業務に携われる可能性を大きく上げることができます。
プロジェクトで上司からの評価を下げる要因を減らす
アプリ開発エンジニアであれインフラエンジニアであれ、現場ではLinuxの知識を持っている前提で会話を進める場合が多く、自分は新人の時代に作業指示をスムーズに理解できずよく怒られていました。
Linuxの知識を予め身に付けておくことで余計なマイナスポイントを作らずに済みます…!
LinuC level1おすすめの勉強方法と教材
1. 動画教材で理解を深める
自分の場合使った教材としては、下記2つの動画教材で学習しました。
学習の進め方としては、例えば、「Linuxのインストールと仮想マシン・コンテナの利用」の動画を見て、同じ学習範囲の問題集を解くという形式で進めました。
2. 問題集を解く
自分が使った問題集としては、uzuzさんの「ウズカレテスト」を使用しましたが、誤植や解説のミスが割と多かったので多くの受験生がおすすめしている「ping-t」を使うのが良いかと思いました。
学習のポイント
学習の序盤に絶対に意識して頂きたいポイントしては、出題範囲毎の重要度を必ず確認する点です。
出題範囲毎の重要度は6段階で設定されており、LinuCの公式HPで公開されています。
重要度の活用の仕方としては、例えば、102試験の重要度1の「1.11.2 オープンソースのコミュニティとエコシステム」は問題集を3周程度でそこそこの理解度で試験に臨んでいたのに対し、重要度6の「1.06.2 シェルスクリプト」については、問題集を4周して問題を解く中で出てきたわからない単語は自分の理解できるレベルまで調べて頭に落とし込むようにしていました。
ぜひ学習する際は下記の出題範囲の重要度を確認してメリハリをつけることをおすすめします。
最後に
この記事が過去の私のようなインフラの学習を始めたばかりの方のお役に立てると幸いです(*´꒳`*)
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